SCPって何?
SCP(SCP Foundation)とは、不特定多数の人々が世界観を共有して創作を行っているWebサイトです。 設定について解説すると、世界中に現代科学では解明不可能な異常生物や物品、現象が存在しています。 それら異常存在の確保、収容、保護を秘密裏に行っている組織がSCP財団と呼ばれる組織です。 異常存在やそれを取り巻く物語を、異常存在についての報告書という形式で創作が行われているのです。
SCP財団について
SCP財団とは創作コミュニティとしての意味と、格の存在としての意味の二つがあります。 ここでは後者のほうの解説を行います。SCP財団とは異常存在(以下 オブジェクト)の確保(Secure)・収容(Contain)・保護(Protect) という理念を掲げて暗躍しています。オブジェクトを人々の目につかないように収容する理由としては、集団パニックや混乱を避けるため などがあげられます。しかし適切な手段をとらなければ普通に人類が滅亡してしまうオブジェクトもあるので、人類の存続のためであるともいえます。
SCPを楽しむために必要な予備知識
SCPを楽しむために知っておくべきことについて、「オブジェクトクラス」というものがあります。 オブジェクトクラスとはオブジェクトを収容する際の難易度やかかるコストを表すもので、Safe Euclid Keterの三段階に分けられます。 一番下のSafeクラスは現時点で完全かつ安全に収容が完了しているか、故意に活性化させない限り異常性を発揮しないオブジェクトに割り当てられます。 真ん中のEuclidクラスは収容が不安定な場合や、収容に際して、大きなコストが発生するオブジェクトに割り当てられます。 「それ自身が自律、思考するため予測が困難である。」という観点から知性、人格を持つオブジェクトも割り当てられる傾向にあります。 最後に、最高難度のKeterクラスは収容がほぼ不可能、能動的に人類に危害を加えるオブジェクトに割り当てられます。 これらの注意点はあくまで収容難易度を表すもので、オブジェクトそのものの危険性を表すものではないということです。 たとえば核弾頭の起爆スイッチという危険なものでも、それが誰にも押せないよう保管されれば、それはSafeクラスと言えます。
1.Safeクラス例
Euclidクラス例
Keterクラス例
一部のSCPを紹介
いくつかのSCPを紹介します。
おわり
長々と読んでいただきありがとうございます。SCPの報告書は文字がいっぱいでわかりずらいという方は、Youtubeで合成音声やピクトグラムを用いた解説動画が多く投稿されているので、そちらから試してみるのもいいと思います。以上、山小田でした。