家具は倒れないように
地震対策といえば家具を固定するというのはよく聞きます。気象庁の震度階級の解説によれば、震度五弱の時点で「棚にある食器類や本で落ちるものが多くなる」 「固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れることがある」とされています。
避難の準備
地震が発生したときのために非常用持ち出しバッグを準備しておくことも重要です。バックの中身には以下のようなものが望ましいでしょう。
- ラジオ(ソーラー電源や懐中電灯機能つきのものもあります)
- 飲料水
- 乾パンなどの保存食
- 簡易トイレ
- 食品加熱袋、加熱剤
- カイロやブランケットなどの防寒具
- アイマスク、耳栓など(避難所での安眠グッズ)
- 乾電池
- マスク
- 救急セット
- 三角巾(止血などのため清潔な布を準備しておくとよいでしょう)
ネットには上記のようなものがつめこまれた非常用持ち出しセットが販売されているので、めんどくさい人はそれだけでも買うと安心です。
地震直後の行動
次は実際に地震が起こった時の行動についてです。日本では小学校などの避難訓練が頻繁に行われいますが、実際に目の当たりにすると頭が真っ白になる人が とても多いようです。なのでせめて日ごろからシミュレーションしておいて初動を早めましょう。
まずは頭を守る
よく地震が起きた時の行動として、机の下に隠れるというものがあります。この構想は落下してくるものから頭を守るという目的もありますが、地震が起きた時に 立ったままだと、バランスを崩して机や壁に激突してしまうことを防ぐ目的もあります。そのためにも机の下に隠れることは重要です。
手足のけがを確認する
地震発生後、手足にけががないか確認しましょう。地震直後は車や電車などの移動手段が基本使えません。自分の足で非難するため、足のけがは死活問題です。 また割れたガラスによって切り傷を負うことも多々あります。取穴によりパニックになるっことを防ぐためにも手足のけがには気を付けましょう。
もし生き埋めになってしまったら
生き埋めになってしまったときはむやみに叫ばず人が近づいてくるのを待ちましょう。生き埋めになった時はその状態で一週間たってしまうこともあります。ただでさえ食事や水分の補給もできないので、 近くに救助隊などが来るその時まで体力は温存しましょう。レスキュー犬に発見されやすくなるために排尿することも有効です。生き埋めになった時体は動かせないことのほうが多いので、ズボンもぬがずに 行ってください。そしてあきらめないことが重要です。
おわり
日本で生きていれば、必ず大きな地震災害に遭うと思います。その時のために物理的にも精神的にも準備をしておきたいものです。