2024-3-16 泉井奏
雨が降っていて風も強かった日、私が1年ほど愛用していた突然傘が壊れました。
壊れた理由は全くわかりません。傘を開いた時、骨が一本折れてしまいました。しばらくは骨が折れても使えるだろうと、傘をさして歩いていたのですが、風が強くなり、傘が使い物にならなくなりました。
その時に、”なぜ人は傘をさすのだろう”とふと思いました。そのため、傘がどういう期限を持っているのかたどりたいと思います。
壊れた傘の写真です。
(図1)壊れた傘の様子
傘は約4000年前、江戸時代から使用されていたことがエジプトなどから見つかった彫刻画や壁画からわかっています。
しかし、この時の目的は日よけでした。また、権力を象徴とする道具として用いられていたとも考えられています。(1)
現在のような開閉式の傘が登場したのは13世紀、イタリアでした。当時はフレームにクジラの骨や木がしようされていました。
そしてこれも日よけのための日傘です。当時は雨が降っていても傘をさすことはなかったようです。
雨を避けるために傘が使われたのは16世紀、ヨーロッパです。当時は油を塗布した紙で作られていましたが、絹や防水布に変化しましたが、重くて使いにくかったようです。
産業革命により、技術が進化したことで、傘の軽量化、コンパクト化が進み、19世紀に普及しました。(2)
普段何気なく使っていた傘について調べました。現代では傘と聞けば雨用だと勝手に連想しますが、起源は日傘だったようです。
また、傘の寿命は3~5年だと以前目にしました。あまり買い替えることはないものですが、気分を変える意味も込めて買い替える必要もありそうです。
<引用>
(1)傘の歴史と豆知識。傘は日ごろから始まった?|For your LIFE(fumakilla.jp)