おすすめ!訳アリ作品2選
32145035 木村涼
2022/12/22

 はじめに

 お久しぶりです。木村です。寒いですね。これを書いているのが深夜3時ごろなのですが部屋の気温は6.5℃…凍えそうです。今年ももうあと1週間、気張って行きましょう。 これはさておき今回は私がおすすめする小説やラノベ、漫画の中から少し訳アリの作品を2つだけ紹介します。


LogHorizon 1

 1. ログ・ホライズン

 1作品目は「ログ・ホライズン」。よくあるゲームの世界に閉じ込められてしまうという物語である。ある日剣と魔法の世界「エルダーテイル」によく似た異世界に全世界で数十万人、日本人だけで約三万人のプレイヤーが閉じ込められてしまう。 ゲームでえたスキルや武器といった強力な力は法のない世界で混乱を招いてしまう。そんな世界で主人公のシロエが失われてしまった秩序の回復や異世界人との共存、元の世界に戻る方法を仲間たちと模索するという物語。「小説家になろう」発、NHKで長期間アニメが放送されたこともあるほどの作品であり、知っている方も多いかもしれない。 どちらかといえば戦闘が中心の作品というより頭脳戦が繰り広げられる作品であり、作品だけでなく、登場人物の設定が細かいのが特徴である。私が一番初めに読んだラノベ系の小説ということもありお気に入りの作品の1つである。 アニメでの声優の豪華さや、手のひらサイズの書籍が一般的なラノベでは珍しい大きく太い読み応えのあるサイズ感が話題になったが、2018年3月に突如更新が停止。正確な原因は不明だがネット上では作者の脱税事件が関係してるのではと囁かれているが、アニメ続編の噂もあり原作の再開が待たれている。 現在でも書籍の購入は可能であり、「小説になろう」では書籍化されていない先の話も読むことができる。アニメはU-NEXTであれば無料視放題担っている。


アクタージュ act-age

 2. アクタージュ act-age

 2作品目は「アクタージュ act-age」。天才的な演技力を秘めている主人公の夜凪景が他の役者や監督などと関わる中で女優として成長する姿を描いた作品であり、2018年から2020年まで「週刊少年ジャンプ」にて連載された。 少年漫画では珍しく「役者」を題材とした作品であり、2019年には「呪術廻戦」などと並んで次世代の「週刊少年ジャンプ」を担う作品として注目されていた。 役者を演じる側からの視点が丁寧な作画で描かれており、特にメソッド演技(実体験を思い出すことでよりリアルな演技に近づける手法)の凄さと危険性についての描写は、普段見ている映画やドラマの見方が変わってしまうほど圧巻である。 企業とのタイアップや舞台化といった大型の計画も練られていたが、2020年の8月に急遽「週刊少年ジャンプ」での連載終了が決まったことで全て白紙に戻る結果になった。もちろんストーリーは完結しておらずいいとことで終了となった。原因は原作作者の逮捕であり、連載再開の見込みは一切立っていない。読み応えのあるストーリーということもあり、作者を批判する声とともに連載再開を待値望む声も少なくない。 連載終了と共に書籍の販売は全て停止されたため現在では中古品を買う以外の入手方法がない。


 まとめ

 今回は訳アリ作品ということで「ログ・ホライズン」と「アクタージュ act-age」の2作品を取り上げた。どちらの作品もストーリーの再開は一切ないかもしれないが、1つの作品としては読み応えのあるおもしろい作品である。訳アリになってしまった経緯などはかなり簡略したので気にある方はご自身でググって下さい。 年末年始は何かとバタバタして忙しいかもしれないが、一息つく際のお供として是非読んでいただきたい。ちなみに私は「ログ・ホライズン」ではにゃん太班長とKR、「アクタージュ」では桃城千世子、明神阿良也が好きキャラである。読んでみようと思った方はこれらの登場人物に注目して読んでいただきたい。


 参考文献

ログ・ホライズン―橙乃ままれ公式サイト
http://tounomamare.com/log
ログ・ホライズン 円卓崩壊 | NHKアニメワールド
https://www6.nhk.or.jp/anime/program/detail.html?i=loghorizon3
「アクタージュ act-age」公式サイト 
https://www.shonenjump.com/j/rensai/act-age.html