Telloについて

2024/9/6

菊池夏輝

はじめに

みなさんドローンを飛ばしたことはありますか?ドローンと言っても様々な種類がありますが、ドローンを初めて操作するという人におすすめなのが「Tello」[1]というトイドローンです。今回はその「Tello」について紹介します。

[1]Tello

Telloの特徴

軽量で小型の機体:約80gで手のひらサイズのため操作しやすく持ち運びも簡単!小型のため、室内でも簡単に操縦することができます。

バッテリー性能:小型ながら最大13分の飛行が可能です。トイドローンは5分くらいの飛行時間のものも多いため、バッテリーの性能は優秀と言えます。

飛行性能:スロー&ゴーや8Dフリップなど様々な機能があります[2]。軽量で小型な機体だと風などの影響で安定したホバリング(空中で停止)が難しいですが、Telloは自動ホバリング機能があるため安定した飛行が可能です。また、8Dフリップは8つの方向へ宙返りを行うことができます。この機能は、他のドローンにはあまりなく、軽量で小型なTelloだからこそできる機能です。

[2]フライト機能

使いやすさ:Telloは、スマートフォンを使い簡単に操作できます。専用のアプリを使用し、画面をタップするだけで飛行、ホバリング、着陸が可能です。また、720pのHDカメラが搭載されており、写真や動画を撮影し、スマートフォンに保存することも可能です。

教育的要素:Telloは教育用にも設計されており、Scratchプログラミング[3]を使ってドローンをプログラムすることができます。操作がかかけたブロックを組み合わせるだけで操縦することが可能です。

[3]scratch

安全性:飛行中にバッテリーが低下すると、自動で着陸するシステムや障害物を避ける技術が搭載されており、安全に飛行が可能です。

実際に使ってみた感想

Telloを実際に使ってみた感想ですが、スマートフォンの操作ではアプリを使い、wi-fiでTelloをスマートフォンに接続するだけで飛行が可能であり、スマートフォンの画面に出力されるTelloのカメラ映像[4]を見ながら操縦することができるため、初めてドローンを操縦する場合でもハードルはかなり低いです。最初はTelloを目の届く範囲で操縦し、操縦になれることから始めるといいと思います。室内で飛ばしても期待が小さい分、あまり窮屈さを感じずに操縦することができます。また、Scratchというソフトを使う場合は、簡単にTelloの操縦をプログラムすることができ、オートでぐるぐる飛ばしておくこともできます。バッテリーがなくなると自動で着陸するので安心です。

[4]カメラ映像

おわりに

今回は小型ドローン「Tello」について紹介しました。小型で高い飛行性能があり、操縦やプログラムも簡単!ドローン初心者にはもってこいのTelloをみなさんもぜひ使ってみてください。