菊池夏輝
2022/5/21
皆さんアニメはお好きでしょうか？
この時期は春アニメが折り返しに入り面白くなってきたけど、毎週まだかまだかと次話を待つのが嫌だ！という短気な方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回このブログでは完結済のおすすめアニメを紹介します。
今回紹介するアニメは、『STEINS;GATE (シュタインズ・ゲート)』です。
原作はゲームであり、2011年4月にテレビ放送が開始されました。2013年には劇場版が公開され、2018年には続編である『シュタインズ・ゲート ゼロ』が放送されました。
舞台は秋葉原、主人公の岡部倫太郎は、自身を「狂気のマッドサイエンティスト」と称する中二病から抜け出せない大学生。そんな岡部は、「未来ガジェット研究所」と名付けたラボを立ち上げ、仲間たちと日々使いみちのない発明品を生み出していました。そんなある日、偶然携帯メールを過去に送れる「電話レンジ(仮)」というタイムマシンを作り出してしまいます。さらに、岡部は自身に特殊な能力があることを知ります。この能力は過去改変により世界線を移動した時に、元いた世界線での記憶を失わないというものです。そうして、メールを過去に送ることで過去への干渉を繰り返す岡部でしたが、タイムマシンの存在が原因で次々と悲劇に巻き込まれてしまいます。
そこで、最悪の未来を回避するために、過去に何度もタイムリープして過去を改変させ世界線を移動します。しかし、最も変えたい未来だけは何度過去を変えても訪れてしまうのです。それでも諦められない岡部は、孤独と悲しみを抱えながらもシュタインズ・ゲート（最悪の未来が訪れない世界線）に到達すべく奮闘するのです。
シュタインズ・ゲートは、本格タイムリープ系です。タイムリープ系によくある「過去に戻れるから最強！」というわけではなくタイムリープの恩恵や弊害をものすごくリアルに描いているのです。そのため、時間軸や世界線が複雑になったり、過去を変えたことによるバタフライ効果で意図せず未来が変わってしまったりと、少し目を離すと置き去りにされちゃうので注意してください。ですがその分、伏線回収タイムはごちゃごちゃしていた頭の中がいっきにすっきり！「うわ、そういうことか！」と口から勝手に出てきます。
序盤はストーリーの進展があまりないので退屈してしまうかもしれませんが、伏線がたくさんあるので我慢して見ていってほしい...
そんな退屈な序盤ですが2週目を見るとめちゃめちゃ面白いんですよ。とにかく、最後まで目を離さず見てみてください！
皆さん一度はOfficial髭男dismの「Pretender」を聞いたことがあるのではないでしょうか。このPretenderですが完全にシュタインズ・ゲートの影響を受けていると、シュタインズ・ゲートのファンの中では話題になりました。
まず、ストーリーがリンクしている点です。シュタインズ・ゲートは、「世界線の移動」というのがストーリーの鍵です。そして、Pretenderには「もっと違う設定で もっと違う関係で 出会える世界線 選べたらよかった」のように世界線という言葉が出てくるです。他にもシュタインズ・ゲートを見た後に聴くと「お！」となる歌詞がいくつかあるのですが、ネタバレになるのでぜひ自分で探してみてください。
次は、Pretenderのシングルジャケットがニキシー管である点です。シュタインズ・ゲートでは、世界線の変動数値をニキシー管に表示する「ダイバージェンスメーター」という装置が出てきます。その装置とPretenderのシングルジャケットがそっくりなんです！
「さすがにただの偶然だろ」と思いますよね。
でも、ほんとに関係あったんです！Official髭男dismの藤原さんはPretenderリリースに際してのインタビューでこのように言っていました。
今回は、菊池のおすすめアニメとして『STEINS;GATE (シュタインズ・ゲート)』を紹介しました。すでに知っていた人もいたかもしれませんが、シュタインズ・ゲート見てくれたら嬉しいです。
皆さんのおすすめアニメも是非教えてください！