菊池夏輝
2023/7/15
皆さん、麻雀はプレイしたことありますか?
最近ではスマホアプリでプレイしている人が増えてきている麻雀ですが、「ルールが難しそう」、「役を覚えられない」などの声をよく聞きます。
そこで、麻雀の基本的なルールを解説していきたいと思います。
プレイ人数は3人か4人で、プレイ人数によってルールが異なってきます。
牌(パイ/ハイ)という駒を使いプレイします。
牌には萬子(マンズ)、筒子(ピンズ)、索子(ソウズ)の3種類の数牌(シュウパイ)が1〜9と、東、南、西、北、白、発、中の7種類の字牌(ジハイ)があります。
各牌が4枚ずつあり合計で136枚になります。
各プレイヤに13枚の牌が配られた状態でゲームが始まります。
順番に牌を山(山札)から取り手牌に加え(ツモ)、手牌(手札)の中から1枚を捨てるというプロセスを誰かが上がるまで行います。
手牌13枚+自摸牌(引いた牌)1枚の14枚の牌を揃えて完成形を作ることを目標にゲームを進めていきます。
完成形の14枚の組み合わせにはルールがあります。4面子(メンツ)・1雀頭(ジャントウ)といい、メンツと呼ばれる3枚1組を4つと雀頭と呼ばれる2枚1組を作ることで完成形となります。
・順子(シュンツ)
順子は、同じ種類の数牌を連続した数字の3枚1組の組み合わせを作る面子です。
・刻子(コーツ)
刻子は、全く同じ種類の数牌や字牌を3枚1組にした組み合わせにしたメンツです。
・槓子(カンツ)
槓子は、全く同じ種類の数牌や字牌を4枚1組にした組み合わせです。面子は原則3枚1組ですが、槓子のみ例外的に4枚1組になります。
完成形は牌が14枚と説明しましたが、槓子が1組あれば15枚、2組あれば16枚と増え、最大4組で18枚となります。
・雀頭(ジャントウ=アタマ)
雀頭は、全く同じ種類の牌2枚1組で揃えます。数牌でも字牌でも構いませんが、完成形を作るには必ず1組必要になります。
麻雀で上がるには、完成形を作ることに加えて役(ヤク)が必要になります。役とは、ある一定の決められたルールで手牌を揃えることで作ることができます。
役は40種類程度あり、それ以外にローカル役というローカルルールのような役も存在します。
・断么九(タンヤオチュー) 通称:タンヤオ
数牌の1と9や字牌を使用しないで揃えることで作ることができる役です。
・九蓮宝燈(チューレンポウトウ)
数ある役の中でも揃えるのが難しく、得点の高い「役満」と言われる役の中でも最も難しいと言われている役です。あまりの確率の低さに「出したら死ぬ」と言われています。
少し複雑なので詳しい説明は省きますが、数牌のどれか1種類で「1112345678999+X」を揃えるとこで成立します。待牌であるXは1~9のどの牌でもいいです。
上がる方法には、ツモとロンの2種類あります。後1枚で完成形が揃う状態(テンパイ)で最後の14枚目の牌を揃えるのにツモかロンが必要になります。
・ツモ
ツモの場合、完成形に必要な最後の14枚目の牌を山から自分で引いて(ツモ)取得した牌で揃えることを言います。
・ロン
ロンの場合、14枚目の最後の牌を他のプレイヤが捨てた牌で揃えることを言います。
他のプレイヤにロンさせないために他プレイヤが最後の14枚目として待っている牌(待牌)を捨て牌などから推測する必要があります。
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今回だけでは説明しきれないルールがまだたくさんありますが、なんとなく麻雀の雰囲気は分かったでしょうか。
麻雀は運だけでなく、他プレイヤの手牌を推測したり、自分の手牌で揃えられそうな役を予測したりと、かなり頭を使う奥が深いゲームですが、とにかくプレイしてみるのがはやく覚える近道だと思います。とにかく友達と一緒にプレイしてみましょう!