小分けビジネス事例

2023/12/27 早瀬光輝


1.はじめに

もう2023年もあっという間に終わってしまいますね。私の2024年のテーマは「自己規律」にして、Blogとは無縁の学生生活を送りたいと思います。 今回は「小分けビジネス」の事例について紹介します。このBlogでの「小分けビジネス」とは、個人で購入するには量が多い物を客が必要な量だけ購入することができるという形式のビジネスのことです。


1.量り売り香水.com

量り売り香水.comは1mlから様々なブランドの香水を購入することができます[1]。

高価な香水を購入したけど、香りに飽きてしまって全然使わなくなってしまった。このような経験をしたことがありませんか。香りが好みでなくても、高価な香水だから仕方なく使っている人も多いと思います。良い香りの香水は高価なものが多いので、自分の欲しい量だけ購入したいというニーズは沢山あります。 ECサイトで販売しており、1mlから様々なブランドを購入でき、他のユーザのレビューも確認することができます。

ECサイトだと香水の匂いを嗅ぐことはできませんが、私は少量なら購入しても良いと思い沢山の種類を購入したくなると思いました。私は無人で小分けビジネスをするというテーマですが、量り売り香水.comは多くのブランド香水を少量購入したいという消費者に答えるため、多くの種類の香水を扱う必要があるので、実店舗ではなくECで運営しているのだろうと個人的に考察しています。


2.コストコ専門のネットスーパー「SocToc(ソックトック)」

SocToc(ソックトック)はコストコ専門のネットスーパーサービスで、コストコで人気の精肉、鮮魚、デリ、パン、ケーキなどの生鮮食品はもちろん、常温・冷凍食品、日用品などを、スマホで注文いただき時間帯指定でご自宅までお届けるサービスを展開しています[2]。

SocTocは、商品を厳選し大容量で販売することで実現できる高品質・低価格なコストコの商品をネットスーパーで小分け販売することで、連日大混雑のコストコ店舗に買い物に行く手間を省き、特大サイズのコストコ商品を店頭サイズの1/4 ~ 半分などで購入できるようにしています。

特に食品は賞味期限がある上に、冷蔵庫に入りきらない大きさなどの問題点があるため、小分けで購入するメリットが多いです。また、コストコは郊外に店舗がある場合が多いので、気になっているけれど買いに行く手段がないという需要にもこたえています。


まとめ

今回は「小分けビジネス」の事例として、「量り売り香水.com」と「SocToc(ソックトック)」について紹介させていただきました。この2つの事例は、ECサイトで小分けビジネスを展開することで、様々なブランドの香水を取り扱う・郊外の人でも商品を購入できるという利点を確立していると思いました。小分け販売は商品1点の値段が安くなるので、多くの種類を取り扱うサービスの方が流行るのではないと考察します。


参考

  • [1] https://www.kousui-kowake.com/about/
  • [2] https://soctoc.jp/