2023/1/29 望月亮
皆さんは今まで自分が見てきた景色や物、目にしてきたものの色に疑いをもったことはありますか?頭の中が「?」となった方が多いと思います。そりゃあ疑う余地なんてないですよね。だってそれが今まで見てきた全てで疑う余地のないあなたにとっての「当たり前」なんですから。それを大前提にまずは下の画像をご覧ください。
これはどうやらハイビスカスの写真「らしい」ですね...「らしい?」この言い方は当然違和感を覚えるでしょう、だってそこにはハイビスカスの花がど真ん中に有るのですから。では僕視点では何が見えているのかと言いますと。何か植物の葉っぱが一面にある。といった感じです。これまた?ってなりますよね。だってそこには真っ赤な花があるじゃないか!と普通に思われると思います。ですが僕はと言うとどれだけ注視して時間をかけても?って感じなのです。今回は一度は聞いたことがある人も多いであろう、色の見え方が少々異なる色覚異常、通称「色盲」そんな人体の不思議について紹介していきたいと思います。
色盲とは、正常とされる他の大勢の人とは色が異なって見えてしまう・感じてしまう状態のことをいいます。そのため色の区別がつきにくい場合があり、日常生活に支障をきたしてしまう可能性があります。物を正常にみるためには、視力・視野・色覚の三つの機能が必要ですが、色覚異常とはこの三つの機能のうち、色覚に異常がある状態です。1型2型3型とありそれぞれ色の見える3つの赤緑青を判別する視細胞に異常があります
網膜にある3種類の色細胞のうち1種類がない場合が「色盲」と以前呼ばれていた方たちで、一般の方より少ない場合が「色弱」と呼ばれていた方たちです。見え方としては「程度の差」ぐらいでしょう。
それは何気ない日常の一コマでした。家族と買い物をした帰りに信号待ちをしてた時にふと母に聞いたんです。「信号って何で青黄オレンジになんだろう、赤とオレンジってだいぶちがうよな」ってそしたら母に「何言ってんの信号は青黄赤だよオレンジではないよ」と返されて?ってなったんです。それまで僕は緑色のことを青っていう感覚で信号の1番右をオレンジ色だけど警戒色の赤って言ってるんだと思ってたんです。大袈裟な言い方にはなりますがその日に世界がひっくり返ったような感覚になりました。自分でもちょっと地図が見ずらいなと思ったことはありましたがまさか見えてた世界が違うとは思いませんでしたorz。といった感じで判明しました。
苦手な色が人それぞれあるようで僕は赤と緑の区別がつかないんです。色的には反対なんで区別がはっきりつくらしいですが、僕には???って感じです。これの面白いところは単体では分かるってとこなんです。だから上の画像にあるハイビスカスは緑たっぷりの中に赤があるそうなので区別がつかないってわけです。
それがね〜、今は特にないんですよ。小中高と黒板を使った授業が苦手だったぐらいです。黒板の緑っぽい黒と相性の悪かったチョークの赤白黄色の3色の区別がつかなかったのでノートは人とは違う色彩で取っていたっぽいです。僕には識別できないので全部人から聞いた形にはなりますが。あと、クリスマスのポスターが真っ赤だったり真緑だったりに見えたぐらいですかね。まぁ支障はないのでセーフ。
いかがでしたでしょうか。もしかしたら自分もそうかもって方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんが大丈夫です。なんら不便はありません。困ったら人に聞きましょう。これからもこの厄介な目と色々なものを見ていきたいと思います。以上。