センサには、多くの種類があり、センサの種類によって用途が異なります。そこでまず、センサの種類とそれぞれのセンサの特徴と用途についてまとめたいと思います。
特徴 光電センサ[1]は赤外線などの「光」を発射し、物体からの反射光や遮光されて変化した光量を検出します。
用途 多くの工場に導入され、製品の凹凸検出や色の濃淡検出などに利用されています。
[1]光電センサ
特徴 超音波センサ[2]は、超音波を使用して距離を測定するセンサです。超音波を発信してから物体にあたって反射してくる超音波を受信し、発信から受信までの
時間を計測して物体までの距離を測定します。
用途 倉庫の在庫管理や自動ガイドロボットの周辺環境の認識などに利用されています。
[2]超音波センサ
特徴 人感センサ[3]は、人間が近づいた時の温度変化を感知することで作動します。
用途 人が近づくと明かりがつくライトや自動水洗式の蛇口などに利用されています。
[3]人感センサ
設置時の注意点
・自らの光を受光するため周囲が暗くても問題なく使用できます。
・蒸気がかかるような場所は、光の感度が蒸気によって落ちてしまうため避けたほうが良いでしょう。
・真空状態の場所では使うことができません。