大学生向けクレー射撃紹介

最終更新:2024/12/06
作成者:佐々木楽隼


皆さんは「クレー射撃」といわれて想像できるでしょうか?大学生では今まで銃に触れる機会も少なく明確には想像できる人は少ないと思います。 実はクレー射撃はオリンピックの正式種目にもなっています。そこで今回はクレー射撃について簡単にまとめます。

クレー射撃とは


クレー射撃とは「クレー」と呼ばれる陶器製の標的を主に散弾銃で打ち壊す標的競技です。空中に射出されるクレーを撃つのが「トラップ」「スキート」と呼ばれるもとは鳥撃ちとして楽しんでいたものを競技化した種目や 地面に転がしたクレーをウサギに見立てて狙う「ラビット」、スラグと呼ばれる単発弾でレールに沿って移動する的を撃つ「ランニング・ターゲット」など、さまざまな種目が世界中で楽しまれています。この中でも「トラック」「スキート」の2つは オリンピックの種目となっています。ちなみに、銃の取得に厳しい制感がある日本では競技人口は決して多くありません[1]。
以下は群馬県スポーツ協会が出しているクレー射撃の紹介動画です。

https://www.youtube.com/embed/BxZ3d7FcNIE?si=oLneY7orQQaPy4E2


クレー射撃をやるのに必要なもの


日本でクレー射撃を行うためにはいくつか必要なことがあります。以下は必要となる証明書や許可証です。
・講習修了証明書
・教習資格認定書
・猟銃用火薬類等譲受許可証
・教習修了証明書
・譲渡承諾書
・銃砲所持許可証
このように、資格や免許というわけではありませんが本物の銃を使う以上は、どうしても銃砲所持許可が必要になることを理解しましょう!
ステップ1:教習を受けるための準備
まずは地域の警察署内や指定された施設で行われる初心者講習会に参加しましょう。午前中講習を受け、午後の筆記験に合格することで「講習修了証明書」をもらうことができます。次は「教習資格認定書」です。 これは初心者講習会の筆記試験に合格して、講習終了証明書を手に入れた人が次のステップとなる『教習射撃』へと進むために必要な書類です。ここでは『あなたがどのような性質の持ち主かを確認する質問を第三者に投げかける』という方式 の身辺調査が行われます。無事、教習資格認定書を取得したら次は「猟銃用火薬類等譲受許可証」を取得して銃砲所持許可を持っていない段階での実弾の購入の許可をもらいます。そしたら、指定を受けている射撃場で『教習射撃』を受ける際に使用する、実弾を購入しましょう。 ちなみに、実弾の種類は挑戦する種目によって異なります。
ステップ2:教習射撃と銃の購入
上記能な準備経て教習射撃を行います。教習は[座学/射撃練習/実技試験]のこうせいとなっており、最後の試験に合格すると当日、射撃場から「教習修了証明書」が交付されます。 銃を購入する手続きを始められる条件が整ったので、いよいよ欲しい銃を購入します。残念ながら、この時に試し打ちすることはできません。なので購入の際は銃砲店へ相談に行きましょう。また、すぐに購入できるわけではなく、購入する銃を決めたのちに申請を「銃砲所持許可書」の発行後の購入となります。 許可書が発行されたら銃砲店に行き銃を購入します。この時、銃の仕様についての説明、取り扱い方法、警察署へ銃の確認をしてもらう際の注意事項などを教えてくれます。購入したら14日以内に、自分の住所地を管轄している警察署の生活安全課へ出向いて『銃の確認』を受けてください。
ステップ3:実弾購入と初射撃
銃を手に入れても弾が必要なのでその購入をします。そのために「火薬類等譲受許可証」を取得しましょう。これは実弾を購入できるようにするための許可証のことで、有効期限は1年ほどとされています。初年度は、購入できる弾数に制限が少なく設定され、その数量は地域差があるので、銃を購入した銃砲店から事前に説明されるでしょう。 許可書取得後の購入時は自分の銃に合う仕様の弾を購入するようにしてください。銃のタイプやメーカー、商品についても異なりますが、銃の中には複数の種類の弾に対応できるものがあるので、弾選びについては銃砲店のスタッフさんに相談しながら、目的に合ったものを選ぶようにしましょう。
 このような長いステップ経て、晴れて晴れて射撃場デビューとなり、思う存分、クレー射撃を楽しむことができます[2]。

Dryfireについて


本物を銃を扱うクレー射撃では上記のような長い手順をたどる必要があり非常に大変でありお金もかかります。そこでそのような手順を踏まなくても疑似的にクレー射撃を楽しめる「DryFire」というシミュレーターがあるので紹介します。
このシミュレーターでは本物銃またはおもちゃの銃にセンサーを取り付け写真の機械から映し出される的を撃つことでその結果を精密に表示することができます。また、様々な種類の競技を簡単に切り替えることができクレー射撃をお試しで遊ぶには 最適と入れるでしょう。ちなみに、クレー射撃の上級者が使用しても家で、暖かく乾燥した場所で、いつでも自分の銃を使用して集中的な練習ができる・粘土、カートリッジ、移動、時間を削減志ながら練習できるといった利点があります[3]。


参考資料
・[1]https://www.bing.com/ck/a?!&&p=8e864d84c268e32df983bffd97cc6528dde395b4349c9766566a2d5a255fd046JmltdHM9MTczMzQ0MzIwMA&ptn=3&ver=2&hsh=4&fclid=20dde8c1-d251-640b-39e0-fa1cd37365aa&psq=%e3%82%af%e3%83%ac%e3%83%bc%e5%b0%84%e6%92%83%e3%80%80%e3%81%a8%e3%81%af&u=a1aHR0cHM6Ly9jbGF5LXNob290aW5nLndlYnNpdGUvJWUzJTgyJWFmJWUzJTgzJWFjJWUzJTgzJWJjJWU1JWIwJTg0JWU2JTkyJTgzJWUzJTgyJTkyJWUzJTgxJWFmJWUzJTgxJTk4JWUzJTgyJTgxJWUzJTgyJTg4JWUzJTgxJTg2LyVlMyU4MiVhYSVlMyU4MyVhYSVlMyU4MyViMyVlMyU4MyU5NCVlMyU4MyU4MyVlMyU4MiVhZiVlNiVhZCVhMyVlNSViYyU4ZiVlNyVhOCVhZSVlNyU5YiVhZSVlMyU4MCU4YyVlMyU4MiVhZiVlMyU4MyVhYyVlMyU4MyViYyVlNSViMCU4NCVlNiU5MiU4MyVlMyU4MCU4ZCVlMyU4MSVhOCVlMyU4MSVhZiVlZiViYyU5Zi8&ntb=1
・[2]https://shoothunt.jp/claypigeon-shooting/
・[3]https://dryfire.com/about/overview