2024/1/17 上村和輝
こんにちは。前回はHACCPと温度管理について執筆しました。 今回は温度管理を自動で行うシステムについて深堀りしていこうと思います。温度管理システムは知らない人が多くいると思います。なので本ブログでは温度管理システムを導入するとによるメリットと既存製品の紹介をしていこうと思います。
まずは温度管理システムの導入によるメリットを紹介します。メリットとしては
・輸送または保管中の商品の品質劣化を防げる
・保管温度の計測精度が向上する
・温度管理の業務負担を軽減できる。が挙げられる[1]。
「温度管理システムの導入によるメリット」では一般的に温度管理システムを導入したらどのようなメリットがあるのかを紹介しました。この項では実際に稼働している冷蔵庫の温度管理システムである「ハサレポ」紹介します。ハサレポは保存環境の温度計測、記録、アラート通知、HACCPに対応した帳票出力ができるシステムです。まずハサレポを測りたい場所に設置します。そして、10分間隔など指定した間隔で温度を自動測定し、測定した温度データはゲートウェイを介してクラウドに記録されます。そして、指定した温度範囲を超えるとスマートフォンにアラート通知しいつでもどこでも温度の異常を知ることができるシステムです[2]。 もし、冷蔵庫の温度の異常をスマホのアラームでいち早く知らせることができれば食品ロスを抑えることでき、さらにこのシステムでは温度状況をグラフで表示できるので異常の原因や改善点を見つけやすくなります。ハサレポの機能として帳票出力ができるので業務負担を軽減することができます。 ハサレポはクラウド型の温度管理システムためセンサーの設置といった簡単な準備だけで利用できる利点があり別途で新たな通信設備工事は不要な点が特徴です[3]。
HACCP対応温度管理システム「ハサレポ」の紹介ページ今回は温度管理システムについて執筆して行きました。温度管理を行うと食中毒、食品劣化、食品ロスを防ぐことができます。冷蔵庫の温度管理システム自体は企業向けの話ですか温度管理は普段生活する中でも重要です。 食品についている保存方法をしっかり読み適切な温度で食品を保存しましょう。