ダイヤのエース4巻の要約


  沢村は、クリス先輩に「”お前の持ち味は一体何だ”」と聞かれてチームメイトに尋ねた結果、「コントロール」と考えた。そして練習試合でコントロールを生かすためにキャッチャーの指示に従って投げたが、コントロールを意識して球威がなくなってしまい打たれて交代してしまう。 その後、沢村は、クリス先輩に「”そのクセ球を磨き上げろ”」と聞かされ、生かすためには土台作りが大切ということも言われた。沢村が、夜自主練をしていた所監督が来て、やみくもに練習していては故障する可能性があるのでタオルを用いた自主練方法のアドバイスを受けた。   もう一度練習試合がありこれが一軍になるためにアピールする最後のチャンスに沢村は先発で出場することになった。試合が始まると練習の成果でフォームがよくなり化けたが、シャドーピッチングとの感覚の違いで死四球を連発してしまう。 死四球で無死満塁となり観客から交代しろとヤジが起き選手の交代となったが、変わったのはピッチャーの沢村ではなくキャッチャーをクリス先輩にするというものであった。 クリス先輩の作戦がズバリはまり、無死満塁のピンチを0点に抑えることに成功した。攻撃中にブルペンで少し修正を行い少しずつストライクが入るようになっていった。一軍の枠は二つだけしか空いていないので、選ばれるのはこの試合含めこれまでの結果で決まるが誰になるかはまだ分からない。


ダイヤのエース4巻12ページ,ダイヤのエース4巻57ページより引用

参照:ダイヤのエース4巻表紙,ダイヤのエース4巻100ページ