洗濯について

2024/2/28 矢野尚輝


はじめに

今回は私も気になったのと、皆さんも必ずやっていると思う洗濯についてのブログを書いていく。

洗濯の効果

まずは、なぜ洗濯が必要であるのかその理由について3つ紹介する[1]。

  1. 身体の健康のため。汚れた衣服は、細菌やウイルスが繁殖するため、洗濯をしていない衣服を何日も着ることは、細菌やウイルスを常に持ち歩くということで、体内に吸い込んでしまう可能性がある。 また、汚れが原因で衣服が持っている保湿性や吸水性などの機能が低下するため、身体の健康や衛星を保つために選択が必要になる。
  2. 衣服のため。汚れた衣服は機能が低下するとともに、変色や虫食いなどの二次的被害が起きる可能性が高くなる。汚れで低下した衣服の状態を洗濯によって回復し、衣服を長持ちさせることができる。
  3. 社会的マナーや周囲のため。衣服についた汚れは、時間がたつと酸化しにおいを放つようになる。たくさんの人とかかわる社会生活で、匂いで周囲を不快にさせないことは最低限のマナーとして必要である。自分の衣服から臭いがあっても自分では気づかない場合があるため、洗濯することが必要である。 特に、直接肌に触れた衣服は着るたびに選択することが大切である。

洗濯のしすぎの問題

洗濯をすることは、健康や衣服、マナーのためであるということがわかった。 しかし、洗濯のしすぎはかえって衣服の寿命を縮めてしまうこともある[2]。 洗濯は、汚れをきれいにしてくれる一方で、洗濯機の中で揉まれ、たたきつけられているため、生地が少しづつ傷ついていく原因となる。 さらに、洗剤・漂白剤・乾燥機により生地を痛めている。またベクトルが違うが、環境にも負荷を与えており、全世界で洗濯機に使われる水は20兆ℓ、電力は100TWhといわれている。

日本人は他国に比べて、洗濯回数が非常に多い国民である[2]。 日本は3人暮らしの家庭で、平均年間520回洗濯機を回している。2位のアメリカは289回で日本人はアメリカよりもかなりの回数洗濯機を回している。 この回数の多さは、高温多湿な環境で汗をかきやすい、一度に洗濯する量が少ないことが関係している。 しかし、国民性が大きく出ている。それは、汚れていないが一回着たから洗うかのように何となくで洗っていることも多くある。 衣服を長く着るためにも、なんとなく洗うのではなく、自分に合った適切な洗濯回数を見つけ洗濯することが大切である。

洗濯ネットを使う効果

私もたまに使っているが、何のために使うのかよくわからなかったため、洗濯ネットの効果と使い方を紹介する。

洗濯ネットの効果

洗濯ネットを正しく使うことで、衣類の痛みやほこりの付着を防ぐことができる。洗濯中は衣類がこすれることによって毛玉ができそれが付きやすい[3]。 しかし、洗濯ネットがあると毛玉の発生を防ぐことができる。また、服についている装飾が外れることを防ぎ、色移りのリスクも軽減され、衣類の型崩れや劣化を防ぐ。

洗濯ネットの使い方

使い方は、1つのネットにつき1着の服を入れる。ズボンのチャックやホック、ボタンなどはすべて止める。飾りがついている衣服は、裏返しにする。 ネットに入れたまま、乾燥機にかけない。強い汚れは事前に落とし、汚れに洗剤の原液をかける。 また、服に合ったネットを使うことで服を傷めにくく、ネットの効果も期待ができる。ネットにも種類があるため、衣服に合ったネットを使用することも大事である。

洗濯物の干し方について

洗濯が終わると洗濯物を干さなくてはならない。そこで基本的な干し方とそれのメリットを説明する。

外干し

まずは外干しのメリットについて説明する。 外干しのメリットは、自然光・自然風で乾かすことができ早く洗濯物が乾き、紫外線や風通しのよさにより、殺菌もされることである[4]。 自然に乾かせるため、部屋干し臭などがしない、また室内で使う浴室乾燥機や除湿器などを使わないため電気代がかからないことがメリットである。

部屋干し

次に部屋干しのメリットについて説明する。 部屋干しのメリットは、天気が悪くても干せる、外から干しているものが見えない、夜間でも干せることがメリットである。

まとめ

今回は洗濯についての紹介をした。私自身、一人暮らしに入ってからの2年間は部屋干しをしており部屋がものすごく湿気てしまった。3年目に初めて、外干しを行ったが乾くのが早く部屋干しより気持ち良いものを感じた。 ネットにも入れていたものはあったが、入れ方や使い方を間違えていたため、正しく使い衣服を長持ちさせたい。 皆さんも、部屋干しのみをしている人がいたら、一回でもよいので外干しをしてみてほしい、とても乾きが早く気持ちが良い。


参考文献