運動行動の動機づけについての論文の紹介

2024/2/26 矢野尚輝


はじめに

私は、これまでに様々な運動をしてきた。具体的には、サッカー・野球・水泳・卓球・外での鬼ごっこや散歩やランニングなどを行ってきた。 しかし、大学生に入って以来あまり運動をしななった。理由としては、する理由や場所外に出るのがめんどくさいなどである。 そこで気になった論文を見つけたのでそれを紹介する。タイトルは「運動行動の動機づけに効果的なインセンティブ」である。松下 宗洋,原田 和弘,荒尾 孝,日本健康教育学会誌22巻,1号,p.30-38,2014年。 最後に私が最近している運動について紹介する。

ジョギングしている

運動の効果について

まずは有酸素運動と筋トレの効果について紹介する。 有酸素運動とは比較的負荷が軽く、長時間続けやすい運動である。筋トレは筋肉に繰り返し負荷をかける運動である。

1.心配持久力が高くなり、エネルギーを効率よく使い楽に長く体を動かすことができる。 2.体脂肪を減少させる。 3.筋肉が付き基礎代謝が上がる。 4.運動不足による生活習慣病の予防・改善になる。 5.骨が鍛えられるため、骨粗しょう症の予防になる[1]。

健康のための運動時間について

健康づくりのための運動量の目安は、息がはずみ、汗をかく程度の運動を週合計60分、毎週続けることが基本[2]。 人によっては時間は変わってくるが基本的にはこの時間が目安となる。運動のやり過ぎは不眠や入眠障害につながることがある[2]ため、運動の強度や時間は自分に合うものを行う必要がある。 しかし、いちばん大切なのは継続することである。

論文の紹介

この研究での目的は、1.インセンティブの種類による運動行動の動機づけの強さ、2.行動変容ステージ別のインセンティブによる運動行動の動機づけの強さ、3.インセンティブの種類と行動変容ステージの交互作用が運動行動の動機づけの強さに与える影響を明らかにすることである。 40~69歳のモニターを対象にインターネット調査による横断研究を実施した。 測定項目は、インセンティブの種類による運動行動の動機づけの強さ、インセンティブとして希望する相当額、運動行動変容ステージであった。 動機強化得点へのインセンティブ種類の主効果は有意、行動変容ステージの主変化は有意、インセンティブ種類と行動変容ステージの交互作用は有意であった[3]。 結果として、運動に対する動機づけの強さはインセンティブの種類や運動の行動変容ステージによって異なることが明らかとなった。 さらに、インセンティブの種類に関わらず、運動の行動変容ステージが高いものほどその効果は大きかった。

私がしている運動

私が普段している運動としては、2019年10月18日に発売されたリングフィットアドベンチャー[4]をゲーム内時間30分で週4を2023年が始まってから取り組んでいる。 リングフィットアドベンチャーは、ゲームであるが運動しながらできるものである。 自分が足踏みやダッシュやもも上げをした際、ゲーム上のキャラも足踏みやダッシュやもも上げを行う。ステージの途中で敵が出た際は、フィットネススキルというメニューをこなすことで相手にダメージを与え倒しながらステージを進んでいく。 ゲームと思って取り組んでいたが想像以上にきつくいい運動になるため、ぜひやってみてほしい。Nintendo Switchがあればできる。 運動は様々な形があり、ウォーキング、ランニング、スポーツによる運動、筋トレなど様々あるため、みなさんも自分に合う運動を続けてほしいと考えている。 目標や目的を決めることで長く続けやすくなるのではないかと感じる。 最後になるが、社会人になっても健康のためや体形維持のために運動は続けたいと考えている。皆さんも、少しからでいいので運動をしてみてほしい。

リングフィットアドベンチャー

リングフィットアドベンチャーパッケージ


参考文献