参加者:山本、新木、植野、大見、加藤、門田、神谷、菊池、木村、仲井、幅、福井、真下、水野、吉川
執筆日:1月27日
2021年夏から冬にかけて、「スマホ・タブレット活用 初心者講座」を開催した。スマートフォン・タブレットの基本的な使い方から、市が発信する情報の受信方法、日常生活に便利な活用方法等についての講座を行った。開催場所は市内10か所の中央公民館・各地域公民館で行い、福知山公立大学、情報学部の教授・学生が指導を行った。
参加者は主に高齢者で、土日の午前または午後に2時間行い、学生がマイクを持ち、熱心に指導した。
参加者に行ったアンケートでは、講座の内容について、ちょうどよいと答えた人が多く、「とても丁寧に優しく教えていただき、こんな質問と戸惑うことも聞けて良かった。」、「丁寧に教えていただき、知らないこともわかり不安に思っていることが解消されてよかったです。」などの嬉しい言葉をいただき、教授、学生一同嬉しい限りである。
受講者の中には、この講座を受講したことによって、7年前に亡くなった娘さんのフェイスブックを知り、娘さんの生前の生活を知ることが出来たと喜んでいる人もいた。(7年前に亡くなった娘とフェイスブックで再会 スマホ初心者講座をきっかけに)
学生一同、良い経験が出来たという意見が多く、「楽しかった。」、「やりがいを感じた。」と述べる学生もいた。(参加した学生の感想はこちら)
(参加した福知山公立大学の学生、教授)↑
(講座の様子)↑
講座の中で、指導を行う上での学生の課題を以下に示す。
・問題提起、動機づけは高齢者の立場や経験にそったものである方が分かりやすい。
・スマートフォンで実践を行う時は、「これができたらめっちゃ便利ですよね」というように相手の興味を引く。
・講座の進捗についていけてるかの確認を行う。わからない、という段階の前に、自分が理解できているかどうかを把握できていないという段階がある。
講座の中で、受講者が躓いたところを以下に示す。
・画面をタッチする際に、長押しになったり指を横にすべらせて失敗してしまう。
・ロード中やインストール中を、待機する時間だとわからない。
・youtubeの広告などと、そのサービスが提供しているコンテンツとが見分けられない。
・アプリをインストールした際にホーム画面に追加されていると知らない。
・コピーやペーストをすることが困難である。
・キーボードで大文字にする方法がわからない。
次回開催する際はこれらのことに気を付けていきたい。
執筆者:加藤